どうも、えーごです。
・ノー勉でTOEIC何点くらい取れる?
・できれば勉強はしたくない
・TOEIC前日からできることはある?
TOEICをノー勉で挑んだら、どんな結果になるのか想像できますか...?僕は初受験で無勉強でTOEICに挑みましたが、その結果はあまりにも悲惨でした。。
TOEICは対策なしで良い点数が取れるほど易しくはないですが、それでも何らかの事情があってノー勉受験しようとしてる人はいると思います。
そこで今回は、このような内容で記事を書きました。
・僕のTOEICノー勉受験の失敗談
・前日でもできるノー勉TOEIC対策
・ノー勉の場合のTOEICスコア目安
無勉強でTOEIC受験にチャレンジする人にとっては、非常に有益な記事となっています。
目次
TOEICの基礎知識
ノー勉で受験しようとしてるくらいですから、中にはTOEICを受けたことのない初心者もいると思います。
TOEIC初心者は、まずはTOEICの基礎知識を知っておく必要があります。(初心者じゃない人は飛ばして頂いて結構です)
・問題数・・・全200問(リスニング100問/リーディング100問)
・制限時間・・・合計2時間(リスニング45分/リーディング75分)
・試験方式・・・マーク式
・配点・・・合計990点満点(リスニング495点/リーディング495点)
・開催日数・・・1年に10回以上
・受験料・・・7,810円(税込)
※2022年1月時点の情報です。
そもそもTOEICは何のために作られた試験なのか?ということについても解説しておきます。
現在、いろんな英語検定試験がありますよね。
・TOEIC
・英検
・TOEFL
・IELTS
・GTEC
TOEICは英検と比較されることが多いですが、どちらかというと英検は日常英語にフォーカスしています。一方、TOEICはビジネスに特化しています。
つまり、TOEICは万人というよりはビジネスマンのために作られた試験なんですね。だから、TOEICの試験問題に出てくる単語はビジネス用語が多いです。
ノー勉でTOEICを受験するのはおすすめしない
ハッキリ言っておきますが、僕はノー勉でTOEICを受けるのはおすすめしません。僕自身の失敗の経験からも、TOEICは無勉強でチャレンジするものじゃないなと痛感しています。(汗)
TOEICは、まったく勉強せずに受験して高得点を取れるほど甘くありません。というのも、さっきも解説した通りTOEICはビジネスマンの世界なので、難しいビジネス英語がたくさん登場します。
帰国子女や、あるいは英検では優れた結果を出した人ですら、TOEICスコアは良くないこともザラです。
ましてTOEIC初心者がノー勉受験したら、一体どれほど悪い結果になるのか?考えただけでも恐ろしいですよね。
単語レベルが高いのに加えて、リスニングとリーディングのレベルも高いです。
・リスニング・・・音声速度が速い、聞き取れない
・リーディング・・・文量が多い、時間が足りない
少なくとも、センター試験とはレベルが違います。昔の僕のように、
「センター試験みたいなもんでしょ~」
と舐めてかかったいると痛い目を見ますよ。
ノー勉では、どう考えても良い点数は取れません。そのつもりで受験に臨みましょう。
僕がTOEICノー勉で挑んだら400点だった
偉そうなことを言いつつ、僕自身が昔ノー勉でTOEICを受験したことがあります。もちろん失敗しました。笑
ここでは、その時の体験談をお話ししていきますね。
大学に入学した当初、僕は特にTOEICを受けようとは思ってませんでした。でも、大学側で半ば強制的にTOEICを受けさせられたんです。
いわゆるIPテストと言われるものです。
IPテスト
大学や企業で開催されるTOEIC試験。公式の「公開テスト」とは違い、過去問を利用した試験になる。そのため公式スコア認定証は発行されないが、スコアシートは受け取ることができる。
※IPテストについて詳しく知りたい方はこちら。→TOEIC IPテストは就活でも使えるのか?
みんな受けてるし、まあ俺も受けてみるか~、みたいなノリでTOEIC IPテストを受けに行けました。なんの対策も無しに。
で、めっちゃ悲惨な結果になったと。汗
どんなところで失敗したのか?など詳しく話していきます!
問題文が全部英語でした
まず驚いたのが、問題文が全部英語だったこと。
「センター試験は問題文もちゃんと日本語だったのに、なんでTOEICは英語なの?!」
いきなり度肝を抜かれましたね。笑
英語で書かれた問題文を読めないことはないですが、英語だらけの紙面をいきなり見ると焦りますよ。(汗)
当然、時間もかかります。何より英語慣れしてないので、精神的にもストレスですよね。
リスニング音声も、質問文から答えまで全部英語で喋ってくるし、リーディングの設問もすべて英語。
日本語は一切なし。
英語があまり得意じゃなかった僕にとって、これほどの地獄があるでしょうか。。
リスニングが壊滅的すぎて途中であきらめた
僕の場合、特にリスニングが悲惨でした。
センター試験ですら、英語のリスニングでせいぜい6割程度しか取れないレベル。
そんな僕が、問題傾向も何も知らないままTOEICのリスニング問題を解いてみた結果、、分からな過ぎて壊滅状態。。
冗談抜きで、9割以上は分からなかった。
Part1やPart2など最初の方の問題は、まだ簡単な方だったので「数問は正解かな?」という感じでしたが、途中から音声が全く聞き取れなくなってきます。
呪文のような音だけが、バーッと雪崩のように耳に流れ込んでくるイメージ。
分からな過ぎて、聞き取れなさ過ぎて、途中から問題を解くことを諦めて、全て勘でマークしました。笑
だから、リスニング問題の半分以上は"C"の選択肢で埋められてましたね。
あと、音声が1回しか流れないのも誤算でした。
センター試験では音声が2回流れていたので、完全に
「1回目は全体を聴いて、2回目で細かいところもしっかり聴き取ろう」
という思考になってましたね。
でも、TOEICのリスニング音声は1回しか流されません。センター試験では有効だった戦法も、TOEICでは通用しないのです。
2回も問題文の音声を流してくれるセンター試験に慣れていた僕にとって、たった1回しか音声を流してくれない鬼畜TOEICのリスニング問題は相当きつかったです。
長文のボリュームが多すぎ
リスニングで散々な目に遭ったので、
「リーディングで取り戻そう!」
と意気込んでいた僕。
しかし、その考えは甘かったです。
リーディング問題のボリュームが多すぎる!!
見るだけで目まいがしそうな長文問題が並んでいて、早々に戦意喪失しました。。
文法問題のPart5はまだマシだったんですけど、Part7の最後の方に出てくる「トリプルパッセージ」が特に地獄でした。。
トリプルパッセージとは
TOEIC最大の難関と言われる長文問題。3つの文章で1セットになっている。例題はTOEIC公式サイトを参照。
この「トリプルパッセージ」が地獄でした。
「どんだけ読ませるんだ!!」
っていう不満が爆発しそうでしたね。笑
TOEIC初受験の場合は、長文問題は覚悟しておきましょう。
全体的に英単語が分からな過ぎた
そもそも英単語が分からないと、リスニングもリーディングも問題を解くことができません。
何度も言いますが、TOEICはそもそもビジネスマン向けの英語試験です。それゆえ、TOEICの問題に登場する単語はビジネス英語がほとんど。
センター試験では、ビジネス英語なんてほぼ扱いません。なので、僕にとってTOEICの試験問題は知らない単語のオンパレードで、問題を解くのに苦労しました。
平均を大きく下回る400点を取得
こんな感じで、リスニングもリーディングも酷い出来のまま、ヘトヘトになって試験終了。
後日、TOEICの結果が英語の授業で返却されました。恐る恐る点数を確認したところ、400点でした。
この時の僕はTOEICについてほとんど無知だったので、400点がどのくらい良いのか?悪いのか?分かりませんでした。
なので、ネットで調べて平均点を確認すると、僕のTOEICスコア400点は相当レベルが低いことが分かりました。
IPテスト平均スコア
・高校生・・・433点
・大学生・・・501点
・全体・・・502点
TOEIC平均スコアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック。
大学生のTOEICの平均点(IPテスト)が500点くらいなので、僕の初受験のスコアはその平均を大きく下回ってます。
同年代の大学生ならまだしも、高校生の平均点よりも低いとは。。
まあ予想はしていましたが、いざ現実を突きつけられるとショックが凄まじかったです。。
ノー勉受験から2年後にTOEIC対策を開始
その当時はまだ大学1年生ということもあり、就活も院試もまだまだ先だったので危機感はあまり持っていませんでした。
でも、時が過ぎていくにつれて
「そろそろ英語を勉強しなきゃ」
という気持ちが強くなって、初受験の2年後にTOEICの勉強を開始。
そして、TOEIC対策を始めてからわずか3か月で870点を取得しました。
僕自身、3か月で800点を超えるとは予想外でした。良くてせいぜい600点くらいかな?と思ってたので。
高校生の平均以下のレベルだった僕が短期間で400点以上もスコアを伸ばせたのは、しっかりTOEIC対策したおかげです。やはり、事前準備は大切ですね。
僕がやったことは、
①目標を決めて
②戦略を立てて
③戦略通りに勉強する
この3つの段階をちゃんと踏んだからこそ、短期間でそれなりの結果が出せたのかなと。
ほとんどの人は、いきなり③から始めてしまう。だから上手くいかない。まずは①と②をしっかり固める必要があります。
②の具体的な学習戦略、つまりTOEIC勉強法については、僕の無料メルマガの中で詳しくお話ししています。本気でTOEICスコアアップを狙いたい人は、ぜひ登録してみて下さい。
試験前日まで無勉強でもできるTOEIC対策
明日がTOEIC受験日だけど、何にも勉強していないという人もいるかと思います。
「残り1日でも最低限できることをやって、少しでもスコアアップしたい!」
そのような方のために、試験前日でできるTOEIC対策を解説します。
TOEICの問題傾向を知る
試験前日に急激に英語力を伸ばすことは不可能です。ですが、前日に問題傾向を予習しておくだけでも、ある程度のスコアアップが期待できます。
まずはTOEICの全体的な傾向を把握するために、各パートごとにどのような問題が出題されるのか知っておきましょう。
パート別の問題傾向
・Part1・・・写真描写問題
・Part2・・・短文形式の応答問題
・Part3・・・会話形式の長文リスニング
・Part4・・・説明文形式の長文リスニング
・Part5・・・短文形式の文法穴埋め問題
・Part6・・・長文形式の文法穴埋め問題
・Part7・・・長文読解問題
※実際の問題を見たい方はTOEIC公式サイトをチェック
TOEICには、各パートごとに"direction"という説明文があります。
directionとは
各パートの問題の解き方を解説する説明文。もちろん英語で書かれている。リスニングの場合、設問に移る前に各々のパートのdirectionが音声で読み上げられる。
TOEIC初心者は律儀にdirectionを読むのですが、それは時間の無駄。directionに時間をかけるなら、問題を解き進める方が賢明です。
directionをいちいち読まなくてもいいように、各パートの問題傾向は前日の時点でしっかり把握しておきましょう。
また、問題傾向はただ知識として知っておくだけでは不十分。実際に解くことで、本当の意味でTOEICの問題傾向を理解することができます。
後述するTOEIC公式問題集を使えば問題傾向や時間感覚を掴めるので、試験前日でも十分な対策になります。ぜひ活用してみて下さい。
単語帳は見ない
試験まであと1日しかないからと言って、急いで単語帳を開いても無意味です。1日で覚えられる単語の数はたかが知れてますよね。
TOEIC攻略には確かに単語学習は不可欠ですが、前日に単語を詰め込んだところで大した効果はありません。その時間は、もっと別の有効的な対策に使うべきです。
「ホントに単語勉強しなくて大丈夫?」
と心配になるかもしれませんが、ここは割り切ってやるべきことをやりましょう。
前日はひたすら公式問題集を解きまくる
とにかく、TOEIC受験の前日はひたすら公式問題集を解きまくることが肝心。
TOEIC公式問題集とは
TOEIC運営会社が作成している公式の問題集。過去問ではない。本番の試験に近い問題を解くことができるので、TOEIC対策には必須。公式問題集は、現在8シリーズまで発売されている。
この公式問題集を解くことで、試験本番の疑似練習ができます。
・本番と同じレベルの問題を解くことができる
・本番と同じナレーターの音声を聞くことができる
・時間感覚が身に付く
前日だけでも予行演習は効果があるので、本番でも慌てなくなりますよ。(何しろ僕は公式問題集すら解かなかったので、本番は一切余裕が無かったです笑)
試験前日だけとなると問題集を解く時間も限りがあると思いますが、できる分だけ問題を解きまくりましょう。とにかくTOEICの感覚を掴むことが重要です。
TOEICテクニックを駆使する
公式問題集の問題を解くときも、そしてもちろん試験本番でも、TOEIC特有のテクニックを駆使することが勝利へのカギです。
テクニックよりも英語の本質の方が重要なので、僕はあまりテクニックを教えることが好きではありません。テクニックはあくまでプラスαです。
ですが、本番まで時間が無いなら仕方ありません。次回TOEICを受験する際は本質をしっかり意識してほしいですが、今回ばかりはテクニックに頼ってOKです。
TOEICテクニックの数は非常に多いのですが、その中でも特に重要度の高いものを紹介します。
TOEICテクニック
・リスニングの先読み
・2段階リーディング
リスニングの先読み
これは有名なテクニックですが、リスニングの音声が流れてくる前にまず設問を先読みします。そうすることで、ある程度リスニングの内容を把握することができるんです。
あらかじめ内容が分かっていれば、問題を解きやすくなりますよね。
初心者はいきなりリスニング音声を聞いても内容を把握するのは難しいと思うので、まずは設問を先読みするようにしましょう。
流れとしては、
設問を読む→音声を聞く→問題を解く
を意識してみて下さい。
2段階リーディング
続いては、リーディングのテクニックです。
初心者あるあるで、長文問題をいきなり精読してしまう人が多いんですね。
精読とは
文章をじっくり読むこと。読むスピードは気にせず、精読率を重視。
でも、いきなり精読するのではなく、まずは速読する方が時間的に効率が良いです。
速読とは
所々読み飛ばしつつ、文章をできるだけ速く読む。精読率よりも読むスピード重視。
まずは速読で文章全体の流れを掴んで、その後に精読で重要な箇所をじっくり読む。リーディングは、この流れを意識しましょう。
分からない問題は全て飛ばす
分からない問題があった場合、しつこくその問題に固執してしまう人はいませんか?
まさに僕なんですけど(笑)、コツとしては分からない問題に時間をかけないことが重要です。
そもそも、分からない問題があるのは当たり前なんですよね。TOEIC870点の僕ですら分からない問題はあるので、全ての問題に正答することは不可能です。
だから、全部の問題を解こうとしなくてもいいんですよ。分からない問題があったら、気にせず飛ばしていきましょう。
逆に、難しくて分からない問題に時間をかけるのは無意味です。それよりも、簡単な問題に時間をかける方が、正答率が上がって全体のスコアも良くなります。
TOEICノー勉受験の目標点数
無勉強でTOEICを受験する場合、どのくらいの点数を目標にすればいいのか分からない人は多いと思います。
そこで、TOEICノー勉受験する場合の目標スコアを、高校生・大学生・社会人別に解説していきます。
※平均スコアは、TOEIC公式サイトを参照しています。
高校生の場合
2021年のデータでは、高校生のTOEIC平均スコアはこのような結果となっています。
高校生のTOEIC平均点
・IPテスト・・・433点
・公開テスト・・・519点
IPテストは学校や企業など団体ごとに開催される試験で、強制的に受験させられるケースも多いです。そのため、ほとんど対策していない、またはノー勉で受験する人の割合が多いです。
一方、公開テストは公式の試験であり、高い受験料もかかってしまうので、真剣に対策してくる人が多いです。
つまり、ノー勉受験する人が比較するべき平均スコアは、公開テストではなくIPテストの方なんですね。
高校生のIPテスト平均点は、上に記載があるように433点。なので、高校生はとりあえず430点あたりを目標にすると良いでしょう。
大学生の場合
同様に、2021年のデータによると大学生のTOEIC平均スコアは以下のとおり。
大学生のTOEIC平均点
・IPテスト・・・501点
・公開テスト・・・616点
先ほど解説した通り、IPテスト受験者層は公開テスト受験者層よりノー勉の割合が多いです。ですので、IPテストのデータを参考にして、TOEICノー勉の大学生は500点くらいを目標に設定しましょう。
大学院生の場合
同データによると、大学院生のTOEIC平均スコアは以下のとおり。
大学生のTOEIC平均点
・IPテスト・・・575点
・公開テスト・・・641点
ノー勉でTOEICを受験する大学院生は、目標スコアとして570点くらいを目安にしてください。
社会人の場合
同データによると、社会人のTOEIC平均スコアは以下のとおり。
社会人のTOEIC平均点
・IPテスト・・・522点
・公開テスト・・・637点
社会人の方がノー勉でTOEICにチャレンジするなら、ひとまずIP平均スコアに近い520点を目指すようにしましょう。
留学や海外駐在の経験がある場合
留学とTOEICスコアは直接的には結びつかないですが、やはり英語圏で生活してきた経験がある人は英語力自体が高い傾向にあるので、ノー勉でもある程度の高得点は期待できるでしょう。
同データによると、海外滞在経験者のIPテスト平均スコアはこのような結果となっています。
海外滞在期間 | IPテスト平均点 |
6か月未満 | 570点 |
半年~1年 | 697点 |
1年~2年 | 695点 |
2年以上 | 731点 |
この表のように、留学や海外駐在の期間によって目安となるTOEICスコアは違ってきます。
海外経験者の目標スコア
・6か月未満・・・570点
・半年~1年・・・700点
・1年~2年・・・700点
・2年以上・・・730点
留学経験や仕事で海外赴任した経験がある人、あるいは帰国子女は、このくらいのスコアを目標にしてみましょう。
TOEICノー勉受験が許される人の特徴
ここまで、散々「無勉強でTOEICを受けるのはおすすめしない」と話してきました。しかし、これから説明する特徴に当てはまる人は、ノー勉で受験しても構いません。
何回も受けるうちの1回目
就活や院試に向けてこれから何回もTOEICを受けていくつもりなら、
「最初の1回目はとりあえず何の対策も無しに、腕試しのつもりで受験してみよう」
というスタンスでも全然問題ありません。
もちろん、2回目以降はしっかり勉強していく必要があります。
逆に、就活が差し迫っている状況で
「時間も限られてるし、イチかバチかでノー勉受験してみる!」
と考えてるならおすすめしません。
というのも、僕の体験談からも分かる通り、ノー勉で高得点を取れるほどTOEICは甘くないんですよね。
就活や昇進試験などの大事な場面でTOEICスコアを活用したいなら、最低限のTOEIC対策は必要です。たとえ時間が限られていても、最低限の努力はしておきましょう。
まだ時間に余裕があって、これから何度もTOEICを定期受験していく予定なら、最初の1回はノー勉でもOKです!
その場合、TOEICをどのくらいの頻度で受ければいいのか?について気になる人も多いでしょう。そこに関しては下の記事を参考にしてください。
自分の英語力の力試しがしたい人
・留学した経験がある
・TOEICは受けたことないけど、英語力には自信がある
・英語教師だから、TOEICを受験しておきたい
このような人で、事前対策をせず今の素の状態でのTOEICスコアを測ってみたいという場合は、ノー勉でチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
ただ、どれだけ英語力に自信がある人でも、無勉強で受験して高得点が取れるほどTOEICは甘くないということは覚えておいてほしいです。
大学生のAさんは「自分は英語得意だから!」と自信過剰でノー勉受験したが、返ってきたスコアは予想以上に悪かった。そして結局、AさんはTOEICを活かし切れず就活に失敗した。。
こんなことになるのは嫌ですよね?
就活や昇進などの最終ゴールがあって、あくまでTOEIC高得点が目的なら、やはり最初からしっかり対策をしておくのが賢明です。
強制的にTOEICを受けさせられる人
大学生や会社員なら、大学や企業側から強制的にTOEICを受けさせられることはあると思います。
実際、僕が最初に受験したTOEIC試験も、大学に半強制的に受けさせられました。
そのようば場合、もしあなたが英語に全く興味・関心がないのであれば、無理して勉強する必要がありません。
・英語を学びたいと思わない
・TOEICを受けるメリットが何もない
・就活や昇進でもTOEICを使わない
TOEICを受験する予定はなかったけど、大学や企業の要請で仕方なく受験する場合は、ノー勉でOKです。興味のない勉強をしても意味ないですからね。
でも、もし少しでもTOEICを受験するメリットがあるなら、英語を学んでみたいという意欲があるなら、今からでもちょっとずつ学習を進めておくと後で後悔しなくなりますよ。
本気で高得点を狙うなら早めの対策を
就活で必要なのか、自己研磨したいのか、TOEICを受験する目的は人それぞれだと思いますが、本気で高得点を狙うなら早めに対策を始めた方が良いです。
先延ばしにしていると、勉強のモチベーションがどんどん削がれてしまいますよ。
やる気のある今のうちに、パパッと勉強を始めておくのがベストかなと。
でも、やむを得ない事情があって、どうしてもノー勉受験する必要がある人は以下のポイントを意識しましょう。
TOEICノー勉受験対策
・TOEICの問題傾向を知る
・単語帳は開かない
・公式問題集を解きまくる
・TOEICテクニックを利用する
・分からない問題は全部飛ばす
ノー勉でTOEICを受験する場合の目標スコアも列挙しておきます。
ノー勉受験の目標スコア
・高校生・・・430点
・大学生・・・500点
・大学院生・・・570点
・社会人・・・520点
・海外経験(6か月未満)・・・570点
・海外経験(半年~1年)・・・700点
・海外経験(1年~2年)・・・700点
・海外経験(2年以上)・・・730点
無勉強はたしかに楽ですが、TOEICはあらゆる場面で効力を発揮してくれるので、やはり勉強はしっかりやって高得点を狙う方が結果的に得することは多いですよ。
特に就活対策でTOEIC高得点を目指してる人は、できるだけ早めに勉強を始めておきましょう。
就活直前になって慌てて勉強を始めても、自己研究や面接などタスクがいっぱいありすぎるせいで注意が散漫します。で、結局TOEICも就活も中途半端に終わってしまうんです。
そうならないためにも、大学2年生のうちからTOEIC対策は始めておきたいですね。(大学1年から始められる人は超有利です)