どうも、えーごです。
TOEICの問題を解く流れは、基本的に
リスニング→リーディング
となっています。
まあ、普通はこうですよね。
でも、中には
「リスニング中にリーディングを解きたい」
と思ってるせっかちな人もいるようです。
確かにリスニングのdirection(説明文)
の部分は聴く意味がないし、
その隙にリーディング問題を解くのは
効率的なような気もしますが、
それってルール的に問題ないの?
って気になる人もいると思います。
今回は、その辺の話をしていこうかなと。
リスニング中にリーディング解くのはルール違反です
結論を言ってしまうと、
TOEICのリスニング問題を解いてる最中に
リーディング問題を解くのは禁止されてます。
公式サイトの「注意事項」ページにも
ちゃんとその記載があります。

出典 TOEIC公式サイト
まあつまり、もしリスニングの試験中に
リーディング問題を解いてる人がいたら、
最悪退出させられかねない、、
ってことですね。
せっかく長い時間かけて勉強してきたのに、
そんなくだらない理由で退場させられるって、
めっちゃアホらしいじゃないですか?!
TOEICを受験するからには、
最低限ルールは守らないといけません。
(こんなこと改まって言わなくてもお分かりかと思いますが)
TOEIC運営側が
「リスニング中にリーディング解くなよ!」
って言ってるんだから、
それに従うのは当たり前ですね。
それに、TOEIC運営側はこうも言ってます。
TOEIC L&Rは、リスニングセクション100問を約45分間で、リーディングセクション100問を75分間で解答いただくことで、正しく能力評価ができるよう設計されています。
出典 TOEIC公式サイト
要は、リーディングの問題は
75分の制限時間内で解くから
読解能力が正しく測定されるのであって、
リスニングの最中に先走って解いても
なんの意味もないんですよ~、
ってことを言ってるんですね。
より良いスコアを!!
という向上心は大事ですが、
ルール違反を犯してまで
意味のない点を稼いでも意味がない。
制限時間を守ってこそ、
TOEICスコアに正しい能力が
反映されるんです。
TOEICのリスニング試験中は耳だけに集中!
TOEICのリスニング試験中に
「今のうちにリーディング問題を解いたら、点数稼げるんじゃね? グフフ。。」
という悪魔の囁きがあるかもしれませんが、
そこは我慢して、
リスニング問題にだけ集中しましょう!
そもそもリスニング問題の正答率を上げるには、
耳を英語に集中できる環境を
試験前からずっと整えておく必要があります。
TOEICのちょっとしたコツとして
「試験前はイヤホン付けて英語の音声をずっと聞いとけ」
って言われることがよくありますが、
あれは、試験前から英語に慣れておくことで
試験本番でリスニングの音声を
聴き取りやすくなるからなんです。
試験直前に日本語を
できるだけシャットダウンして、
英語だけに集中する。
こうすることで、日本語脳から
英語脳に切り替えることができます。
こういった地道な工夫までしてる人もいる。
そう考えたときに、
リスニング中にリーディング問題を解くことが
いかに非効率的かってことが分かりますね。
ただでさえ、リスニングに全集中して
ベストパフォーマンスを発揮できるように
試験前から準備する人がいる中で、
リスニングを解いてる最中に
全く別の問題を解くなんて、、!!
そんなことしたら、集中力が分散して
間違いなくリスニングの
パフォーマンスは大幅に下がるでしょう。
リーディングで少しばかり
点数を稼ぐことができても、
結局リスニングの点数は下がってしまいます。
リスニング中は、余計なこと考えない。
余計な雑念はできるだけ排除する。
今解くべき問題にだけ、
聞こえてくる音声にだけ集中する。
リスニング中にリーディングを解くのは
一見すると効率的なように見えて、
実はめっちゃ非効率的な”悪手”なんですね。