どうも、えーごです。
✅何としても楽天で働きたい!
✅楽天に就職するにはTOEIC800点も必要なの?
✅TOEICスコアが低いと減給される?
楽天は「社内公用語が英語」で有名です。
楽天就職に必要なTOEICスコアを知っておかないと、最悪内定取り消しなんてことにもなりかねません。
そこで今回は、楽天のTOEIC事情について詳細に解説していきます。
・楽天就職に必要なTOEICスコア
・楽天社員のTOEIC平均点
・楽天が英語力に厳しい理由
など、いろんな疑問にお答えしていきます。
楽天のTOEIC事情に関しては徹底的にリサーチしたので、楽天を目指して就活や英語学習を頑張っている方はぜひ本記事をお役立てください。
※本記事は、2021年12月時点の情報です。
目次
楽天に就職するノルマはTOEIC800点【内定取り消しアリ】
結論から言うと、楽天では入社までにTOEIC800点以上を取得することがノルマとして課されています。
TOEIC800点というとそれなりの英語力が求められますから、やはり楽天は英語力をかなり重要視していることが分かりますね。
ただし、楽天の公式サイトによると、
・TOEICスコアを所持していなくてもエントリーできる
・スコアによって選考結果に影響が出ることはない
とのこと。つまり、TOEIC800点はあくまで「入社までのノルマ」であって、採用条件では無いようですね。
TOEICスコアが低い人や、そもそもTOEICを受験してない人でも楽天に採用してもらえますが、入社までに800点を取らないと内定取り消しになってしまいます。
こちらの情報サイトでも、楽天社員の方が内定取り消しについて言及しています。
我々がお願いしているのは、入社2週間前までにTOEICで800点とってくださいということ。とれない場合は内定を取り消します。
出典 朝学情報ナビ
「それは厳しい!!」
と思われる人もいるかもしれませんが、入社までにTOEIC800点を取得できるよう会社側がサポートしてくれる制度もあります。
ですので、今現在のあなたのTOEICスコアが800点に届いていない場合でも、安心して楽天就活に臨んでください。
でも、やはり入社間近になって急いで勉強を始めるよりは、前もってTOEIC対策を進めておいた方が楽なのは確かです。時間のあるうちに、TOEIC対策を始めておきましょう!
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中には、こんな疑問が出てくる人もいると思います。
・IPテストなら800点取ったことある
・IPテストでも選考は通過できる?
ここでTOEIC初心者のために説明しておくと、TOEIC試験には「公開テスト」と「IPテスト」の2種類があります。
公開テストとは
公式のTOEIC試験。試験を受けると「公式認定証」が発行され、公式スコアが提出される。
IPテストとは
過去問を利用したTOEIC試験。公式では無いため、就活や院試などスコアが要求される場面で認可されないケースもある。
楽天内定者によると、楽天はIPテストでもちゃんとスコアを評価してくれるようです。
TOEICスコアは、未受験の場合、選考が進んだら、TOEIC IPテストを受験する必要があると言われました。800点以上が目安だと書いてあったと思います。
出典 キャリハイ転職
IPテストは大学でも開催してることが多いので、もし機会があれば積極的に受験しましょう。
IPテストの詳しい解説はこちら。
入社後もTOEIC高得点をキープする必要がある
TOEICスコアが要求されるのは、入社時だけではありません。楽天では、入社後もTOEIC高得点をずっとキープし続けていく必要があります。
転職エージェントの方が、楽天入社後のTOEICノルマについて言及しています。
まず入社の時点でクリアしていなければなりませんが、その後も定期的にテストを受けることになります。
達成できなかった場合は給与に大きく影響します。出典 Callingood
入社時点でTOEIC800点のノルマを達成できたからと言って油断してはいけません。
場合によっては減給されることもあるので(後述)、楽天入社後も英語学習はずっと継続していく必要があります。
楽天社員のTOEIC平均スコアは800点以上
楽天に就職する際に要求されるスコアは800点とのことですが、実際に楽天社員のTOEIC平均点はどのくらいなのか気になりますよね。
結論から言うと、楽天のTOEIC平均点は800点以上です。2020年度の社会人のTOEIC平均スコアが637点なので、さすが楽天といったところですね。
・2010年・・・三木谷社長による「英語公用語化」宣言
・2012年・・・楽天社内で本格的に英語公用語化
・2015年・・・社員のTOEIC平均点が800点を突破
・2018年・・・社員のTOEIC平均点が830点に到達
しかも、現在の楽天では様々な国の外国籍社員が働いており、その数なんと全社員の20%!!
新卒エンジニアの外国籍比率は、驚異の70%超えです。
TOEIC平均スコアや外国籍社員の割合からも、楽天がグローバル化に力を入れているのが分かりますね。
TOEIC目標点を取れなかったら減給される
ここまで来ると、逆に
・TOEICスコアが下がるとどうなるの?
・ノルマの点数を取れなかったら?
・英語レベルによって減給はあるの?
など不安要素も大きくなっていきますよね。
「できれば減給は...」
と願う気持ちは分かりますが、残念ながら楽天ではTOEIC目標スコアを取れなかったら減給対象になってしまいます。
楽天の副社長によると、TOEICスコアが200点以上ノルマに届かなかった場合は減給処置とのこと。
楽天では、社員を役職ごとに4つのランクに分け、いちばん下の社員でもTOEICスコアで650点以上が求められた。達成できなかった社員は目標点数との開きによってゾーン区分けされ、200点以上ノルマに足りなかった社員は「レッドゾーン」に位置付けられて減給も余儀なくされる。
出典 NEWSポストセブン
つまり、社内で定期的に受験するTOEICテストで目標スコアを達成できなかった場合は、最悪の場合お給料が減ってしまうということ。
それだけは何としても避けたいですよね。(汗)
でも、これは逆に、減給を阻止することをモチベーションにして英語学習に励むことができるという風にも捉えられます。
実際、こういう厳しい措置があったからこそ楽天のTOEIC平均点は800点を超えられたのでしょう。楽天は、英語力を伸ばすには良い環境だと思います。
楽天でネイティブレベルの英会話力は必要ない
これだけ英語に厳しい楽天ですから、
「社員は英語ペラペラなんだろうな」
と思いますよね。実際、TOEIC平均点も800点以上なので、英語力が高いことは間違いありません。
英語ペラペラな人がすごく多そうなイメージですが、意外なことに楽天社員の英会話力はそんなに高くはないんです。少なくとも、ネイティブレベルの英語力を持つ日本人社員はそこまで多くない。
楽天の公式サイトによると、多国籍社員も多いため英語で一般業務を行う場面はたくさんあるとのこと。ですので、最低限の英語でのコミュニケーション力はもちろん必要です。
しかし、英語をネイティブのように流ちょうに話せる社員は少ないらしいです。
元楽天社員の方によると、
「あくまで英語でコミュニケーションが取れている程度で、社員の英語力は多国籍社員と比べると断然低い」
とのこと。
また、楽天の人事部副部長も
楽天は、ネイティブレベルの英語を目指しているわけではないです。流麗な英語を使えるのはもちろんいいことですが、仕事の上で必要なレベルでいいのです。
とインタビューの中で明言しています。
要は、ネイティブスピーカーのように完璧な英語を話す必要はないけど、社員と意思疎通ができるくらいの英語力は身に付けよう、ということですね。
新卒と同様、中卒採用でもTOEICは必要?
新卒ではなく、中途採用で楽天を目指している人もいると思います。
・楽天の中途採用でもTOEICスコアは見られるの?
・中途ならどのくらいのTOEICスコアが必要?
結論から言うと、楽天の中途採用においてもTOEICスコアは必要になります。
某転職サイト上に、匿名のヘッドハンターがこのような書き込みをしています。
2021年現在、楽天に中途入社をする際に必要なTOEICスコアは下記です。
・メンバークラス:600点以上
・マネジメントクラス:650点以上
・幹部クラスは800点それぞれ最終面接時までにクリアしていれば、正社員としての入社が認められます。
出典 Win3
中途で要求されるTOEICスコアは役職によって異なるようですね。
新卒採用時に要求されるTOEICスコアが800点に対して、中途採用の場合はメンバークラスで600点、マネジメントクラスで650点となっています。
このことから、中途のTOEICノルマは新卒に比べると易しめに設定されていることが分かります。
そもそも楽天が英語力に厳しい理由は?
ここまで楽天のTOEIC事情について解説してきましたが、そもそもなぜ楽天はこれだけ英語力に厳しいのか?気になってる人も多いと思います。
日系企業の入社ノルマがTOEIC800点って、相当ハードルが高いですよね?
楽天がTOEICや英語にうるさい理由は、
・世界レベルのIT企業に育てたい
・グローバル展開するには英語が不可欠
・TOEICはビジネスマンとしての英語力を測る有効な手段
などが挙げられます。
事業を世界中に広げていくためには英語が必要になってきますし、また世界中から優秀な人材を確保することで世界的な企業へと成長していくことができます。
楽天が英語にこだわりがある理由は、この「グローバル視点」だったんですね。
楽天だけでなく、グローバル化の波は日本中に押し寄せています。最低限の英語力、TOEICスコアを満たすことは、もはやビジネスマンとして必須の問題と言えるでしょう。
楽天のTOEIC事情まとめ
楽天は他の日系企業に比べても英語力に力を入れており、要求されるTOEICレベルも高いです。楽天入社を考えている人は、早い段階からTOEIC対策を視野に入れておきましょう。
本記事で話した内容をまとめます。
記事まとめ
・楽天の選考条件にTOEICによる縛りは無い
・ただし、入社時までにTOEIC800点を取る必要がある
・TOEIC800点を達成できない場合は、内定取り消し
・IPテストのスコアでもOK
・入社後もTOEICノルマは継続され、達成できない場合は減給になるケースも
・楽天のTOEIC平均スコアは800点以上
・楽天社員に求められる英語力は「意思疎通ができる」レベル
・中途採用でもTOEICノルマあり(役職ごとに異なる)
英語でのコミュニケーション力は、入社してから徐々に高めていけばいいと思います。しかし、入社する段階でTOEIC800点は必要になるので、TOEIC対策に関してはできるだけ早めに進めておきましょう。
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これは、テクニック重視ではなく本質を意識した学習法だからです。テクニックだけで勝負しても、実際に使える英語力は手に入りません。
「TOEICスコアは高いのに、英語できないんだね?」
と言われたら、情けないし悔しいですよね?
そうならないためにも、本質的な学習をしてTOEICスコアを伸ばすべきなのです。
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