どうも、えーごです。
公開テストとIPテストを両方
受けてみて、IPテストの方が
簡単だったという人もいれば
その逆の人もいるでしょう。
実際のところ、IPテストは簡単
に作られているのか?それとも
公開テストよりも難しいのか?
今日はその辺の話をしていきます。
TOEIC IPテストは過去問の使いまわし
まず最初に、TOEICのIPテストには
どんな問題が使われているのか
知る必要があります。
実はIPテストと公開テストって
全く同じ問題が出てるんですよ。
もちろん同じ時期に同じ問題を
出しているわけじゃなくて、
IPテストでは公開テストの過去問
が使用されています。
つまり、過去問の使いまわし。
TOEICの試験問題は、お家に
持ち帰ることができません。
その理由がズバリ、IPテストで
過去問を再度使うから。
じゃあ、過去問を入手すれば
IPテスト無双できるんじゃない?
と思われる人はいるかもしれませんが、
残念ながらTOEICの過去問は
日本では販売されてないんですよ。。
「公式問題集」という教材はありますが、
あれはあくまでTOEIC運営側が新たに
作った問題集であって、過去問じゃないです。
過去問が使われるIPテストといっても、
正々堂々受験するほかありません。^^
IPテストの問題自体は簡単だが高得点は難しい
では、本題の難易度について。
結論から言うと、
IPテストは公開テストよりも
問題が簡単な傾向にあります。
え? 過去問じゃないの??
こう驚かれるのも無理ありません。
実はTOEICの問題って、受験者の
レベルに会わせて作られてるんですよ。
受験者レベルは年々上がってきてるので、
TOEICのレベルも必然的に上がってくる。
つまり難易度が上がるんです。
すると、過去に出題された問題(IPテスト)
よりも最新の問題(公開テスト)の方が
難しくなってしまうんですね。
だから、意図して
「公開テストを難しくしてやろう」
としてるのではなく、
単純に受験者のレベルが高いから
公開テストが難しくなるだけです。
でも、IPテストの方が簡単と言っても
点数を稼ぎやすいわけじゃありません。
学校のテストって、各問題ごとに得点が
決まってて、足し算方式で総合点数が
算出されますよね??
単純な話、1問10点の問題が10個ある
テストで、5問正解なら10点×5=50点。
でも、TOEICはそんな単純な足し算方式で
スコアが算出されてるわけじゃなく、
統計処理によってスコアが決まります。
受験者全体の正答率が高ければスコアは
その分低くなり、逆に正答率が低ければ
スコアは高くなる、という仕組みです。
だから、問題が簡単なIPテストの正答率は
みんな高くなりますから、その分スコアが
下げられて平均点が高くなりすぎないよう
調整されるというわけなんですね。
TOEIC IPテストの難易度まとめ
今日の内容をまとめておきます。
・IPテストの方が簡単で、公開テストの方が難しい
・IPテストと公開テストの点の取りやすさは同じ
問題の難易度が違っていても、結局
点数の稼ぎやすさは同じなのでどっちが
得するか?という話ではありません。
IPテストの就活事情については下記の
記事でもお話ししています。
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TOEICのIPテストは就活で使える?履歴書に書いていい点数とは
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