脳科学の理論を駆使することで、
非常に効率的な英語学習をすることができます。
ここでは、脳科学に基づいた英語学習の
簡単なコツを解説していきます。
脳は実は勉強好き
勉強って誰でも嫌いですよね?
僕も嫌いです。笑
でも、実は人間の脳って本能的に
「勉強したい」と思ってくれてるんです。
子供の頃って何にでも興味津々じゃないですか?
ああいう好奇心を脳はずっと持ってるんです。
年をとっても、大人になっても。
でも、「勉強する高いハードル」を感じちゃうと
脳は勉強を拒否しちゃうんですね。
人には「恒常性」というものが備わってて、
普段と違うことをしようとすると
脳が本能的に拒絶反応を引き起こしちゃうんです。
だから、せっかく勉強する意欲が湧いてきても
恒常性によってモチベーションが下がってしまう。
じゃあどうすればいいか? というと、
勉強を習慣にしてしまえばいいんです!
最初はハードルを下げて勉強を続けて
それが習慣になってしまえば、
脳が「勉強が当たり前」の状態になります。
すると、今度は勉強をサボろうとすると
恒常性が働いて、「勉強しないと何だか落ち着かない」
という最高の状態になるんです!
だから、英語に苦手意識のある人でもまずは
勉強のハードルを下げる→習慣化する
を意識してみましょう。
脳が記憶を忘れるのは当たり前
「エビングハウスの忘却曲線」って聞いたことありますか?
脳内にある情報が時間の経過とともに忘れられていく
過程を図式化した有名なグラフです。

出典 manabrain
グラフを見ると分かる通り、一生懸命覚えた
英単語や文法も1回きりの暗記だと時間が経つにつれ
どんどん忘れていってしまうんですね。
でも、何回も復讐することによって記憶の
定着率が高まり、忘れにくくなるんです。
グラフを見ると、復習回数を増やすたびに
記憶の定着率が倍増しているのが分かりますね。
この「エビングハウスの忘却曲線」から何が分かるかというと、
脳は1回覚えただけじゃ必ず忘れてしまうから何回も復習しないといけない
ということです。
学校の先生が何回も
「絶対に復習しろよ!」
と言ってるのはこのことだったんです。
英単語も英文法も、暗記物は反復して記憶することが重要ですね。
(反復記憶が重要だということを忘れないためにも、この記事も何度も見返すことをおすすめします)
脳のいろんな部位を刺激する学習法が効果的
リスニングの勉強で、よく
「洋楽やリスニング教材の聞き流し」
をする人がいます。
でも、この学習法はあまり意味がないんですね。
英語を聞き流してるだけじゃ脳内の
「聴覚系」しか刺激されないので、学習効率は良くありません。
脳は、記憶系や視覚系など異なる機能を
持った複数のグループで構成されているのですが、
このグループが刺激されればされるほど学習にも効果があります。
たとえばリスニングの勉強をする場合、
シャドーイングという勉強法によって
「聴覚系」「思考系」「伝達系」が刺激されます。
(シャドーイングとは、リスニング音声の数秒後に続いて自分も同じ音を発音する学習法)
脳の複数部位が刺激されるので、ただの聞き流しに比べて
学習効率がまったく違うんです。
リスニングだけじゃなく、単語の暗記も
脳のいろんな部位を刺激できるような学習法を
取り入れることで学習効率が格段に良くなります。
詳しくはメルマガ内の講座などでも詳しく
話していますので、よければぜひ。